きのうの大阪駅前第4ビルでのクラフトのお教室でのことです。
生徒さんの中に85歳がひとり、86歳がひとりご参加くださってます。
おふたりともとても元気で、前向きでいつもこちらが「元気」をもらっています。
本当はこちらから「元気」をおわたししないといけないのですが、反対です。
その中のおひとり85歳の方のことです。
先月の帰り際に、友人にプレゼントしたいので「コスモス」が作りたいと、
うちの先生の本をもってこられました。これは「師範科」にならないと
少し複雑、手数の多い作品になります。が3週間後のイベントでプレゼントしたいとおっしゃったのです。
これはもう既に「目標」がはっきり決められてます。そして難しいとかは
土返しで、只プレゼントすると考えられていますので、微力ながら
その本の「コスモス」のところの説明をしました。
その方はというか、その方も若いころから「手芸」がすきで、〇〇学園でいろんな分野のレッスンをされています。きのうもそのころ編んだ毛糸の襟付きカーディガンを着ての参加。
とてもきちんと編まれてました。どこに出してもおかしくない「カーディガン」、習うときは
きちんと習う精神が伝わってきます。ほかにも手作りのもので、私たちを驚かせてくれます。
「コスモス」はできましたかと尋ねると、なんとか「花1輪、蕾1輪、と葉」をセットにして40人分作ったと報告受けました。
教室にいた人全員「っわー、すごーい」と声があがりました。わたしも30人分と聞いていたので40人分作ったことに思わず拍手になりました。
85歳のお歳で、やろうと思ったことを「ひと月」でやり終えた方を目の当たりにしました。たぶん寝る時間を削ってのことでしょう。なぜなら、この方は先月まで少しペースがゆったりなので、時間があけば少しお手伝いさせてもらって
いました。ですからほとんどみなさんがいなくなった状態で仕上がっていました、先月まで。
きのうは違ってました。
いつも、「午前は葉っぱの成型」この時に変化ありました。
いつもとちがって、スムーズに進行されて結局2時半にしあがりました。
いつも速い人達が帰った後だったので、本人はいつもどおりの時間だと感じてたようです。
「〇〇さん、はやくできましたね」と言うと、後ろをゆっくりふりかえり時計をみた瞬間、「ほんまや」と苦笑い、かわいかったです。
最近のコメント